こんにちは!餅月あんずです。
夏休みも残りわずかとなりましたね。 不登校児の親にとっては「ずっと夏休みみたいなもの」ではあるのですが…^^; それでもやっぱり、夏は夏しかできないことをしたい! ここ最近は、セミを取りに行ったり、花火をしたり、かき氷を作ったりと夏らしい日々をエンジョイしています♪
さて、今回は「不登校の子どもがいるひとり親」が必ずぶつかる壁——「働き方」についてお話しします。
シングルマザーである私が「この先どう働いていけばいいのか」に悩み、新しい道を模索しているリアルな現状を、やってよかったことや失敗談を交えてまとめました><
今、まさに同じ状況で孤立し、頭を抱えている方に「こんな選択肢もあるんだ!」と、少しでも心を軽くしていただけたら嬉しいです。
ひとりで抱え込まないで。ひとり親の仕事と不登校
1-1. ひとり親には「仕事を辞める」選択肢がない
子どもが不登校になることで、親が仕事を辞めざるを得なくなる状況を「不登校離職」と呼びます。 ですが…正直、ひとり親にそんな選択肢はありませんよね。自分が働かなければ、明日の生活が成り立たないのですから。
不登校の情報サイトなどでよく見かける「一度仕事を辞めて、子どもとじっくり向き合いましょう!」というアドバイス。 私は不登校の初期段階でこれを目にしたとき、「いやいや、何言ってるねん!!!!」と心の中で叫びました^^;
パートナーがいて、片方の収入だけで暮らせて、子どもとの時間が確保できる家庭だからこそ言えるノウハウです。 シングルマザーやシングルファザーには、最初から「仕事を辞めて休む」というカードは配られていません。
1-2. ひとり親だから不登校になった?「選択肢がない」ことへの罪悪感
ひとり親で子どもが不登校になると、どうしても自分を責めてしまいがちです。
- 「私がシングルだから、寂しい思いをさせて不登校になったのかも」
- 「私が働き詰めで、コミュニケーションが足りなかったせいかも」
私も、この問いを何度も何度も頭の中で繰り返し、心が痛くて押しつぶされそうになりました。不登校の原因なんて明確には分からないと頭では分かっていても、どうしても自分に矢印が向いてしまうんですよね。
もちろん、両親がそろっている家庭でも「私のせいかも…」と自分を責めるお母さん・お父さんはたくさんいます。
ただ、両親がいる家庭なら「一度仕事を辞めて、向き合う時間を増やそう」という改善策を取ることができます。 しかし、ひとり親はその改善策すら選べません。「時間を増やしたい」「寄り添いたい」と思っても、現実に「働かないと食べていけない」という重密な壁が立ちふさがるからです。
「子どもと向き合いたいのに、向き合えない」「自分には選択肢がない」。 この絶望感と葛藤が、さらに自分を責める燃料になってしまい、底なしの悪循環に陥ってしまうのです。
1-3. 仕事と不登校、ふたつを乗り越える生存戦略
選択肢のないひとり親が今一番知りたいのは、綺麗事ではありません。 「不登校の子どもを抱えて、今日からどう生きていくか」という具体的な生存戦略です。
- 仕事を続けていくことは可能なのか?
- 働きながら、不登校の子どものケアなんてできるのか?
- 具体的にどんな制度や手当が使えるのか?
「頑張りましょう!」「向き合いましょう!」「焦らず見守りましょう!」
……分かってるよ!!でもね!働かないと食べていけないし、食べなきゃ死ぬのよ!!
私が欲しかったのは、抽象的な応援ではなく「今日からすぐ実践できるリアルな方法」でした。 ここからは、我が家がどん底の初期段階から実際に試してきた体験談をお話しします。
【体験談】不登校初期に直面した「仕事」と「留守番」の限界
子どもの行き渋りが始まったころ、登下校の付き添いや対応で、仕事の遅刻や早退が急増しました。 当時の私は「不登校になったら、留守番で乗り切るしかない」と考えていたんです。 家で好きなことをさせて様子を見よう、私がしっかり稼いでさえいれば、どうにかなるはず…!と。
我が子は小学校中学年。まだまだ心配ですが、留守番が全くできない年齢ではありません。 そこですぐに「留守番環境」を整え始めました。
- 子ども用携帯を持たせる
- 玄関と室内に見守りカメラを設置
- 留守番の練習とルールの策定
ですが、現実は甘くありませんでした(;_;)
朝、「今日はお留守番しようか」と声をかけると、「留守番も嫌だ!」と泣き出す我が子。 なんとか留守番させて出勤しても、すぐに「寂しい、早く帰ってきて」と連絡が入ります。
我が子の場合は「家で一人で過ごすことへの不安」が強すぎて、留守番という選択自体が不可能だったのです。 結局、有給休暇はすべて使い果たし、欠勤を重ねる日々が始まりました。
救いになった2つの選択:「介護休業」と「ソーシャルワーカーさん」
急な欠勤や早退で職場に迷惑をかけ続け、万策尽きた私は、意を決して会社に相談しました。 「1ヶ月程度、まとまったお休みをいただくことはできませんか?」と。
このまま中途半端に働くくらいなら、一度しっかり休んで子どもととことん向き合いたいと思ったのです。 そこで会社の人事から提案されたのが、思いもよらない「介護休業」の取得でした。
3-1. 「介護休業」を利用して、心の余裕をつくる
「介護休業って、高齢の親のための制度じゃないの?」と思いますよね。 実は、子どもの心身の不調によって日常生活上の支援が必要な場合も、介護休暇・介護休業制度の対象になり得るのです。
我が家の場合、学校の出席状況や、親の付き添いが不可欠な状態(登下校や校内での見守り)が評価され、要介護状態と認められました。学校の担任の先生にもご協力いただき、出席状況や様子を書類にまとめて提出。 相談の結果、最長「93日間」の休業を取得できることになったのです。
(※現在は会社の制度もあわせて利用し、休暇を取得中です)
介護休業をとったことで、「会社」と「子ども」の2つを同時に抱えてパニックになっていた状態から一転、一旦立ち止まって子どものことだけに集中できるようになりました。
出勤できない焦りから「早く学校に行かせなきゃ!」と子どもに自分の都合を押し付けていた初期に比べ、格段に「子どもと向き合う時間と心」が確保できています。
今、「仕事を休んだら生きていけない」と追い詰められているひとり親の皆さん。
ぜひ、会社や労務に「介護休業が使えないか」を相談してみてください!
休業中の93日間は、「介護休業給付金」として賃金の約67%が手当として補償されます。
お金の心配を最小限に抑えながら、「子どもと向き合う時間」を手に入れることができる強力な制度です。
3-2. ソーシャルワーカーさんに相談して、これからを整理する
介護休業は、単に休むための期間ではありません。 「これからどうやって仕事と不登校を両立していくか」という長期的な作戦を立てるための準備期間です。
復職を前提とした制度だからこそ、休んでいる間にこれからの働き方を整える必要があります。そこで私がおすすめしたいのが、「スクールソーシャルワーカーさん」への相談です。
ソーシャルワーカーさんは、まさに福祉のプロ。 「今の状況で、今後どう生きていけばいいのか」を、一人の味方として一緒に考えてくれます。
- もし会社を辞めざるを得なくなった場合、どう動くか?
- 利用できる就労支援や手当はあるか?
- 万が一のときの生活保護などのセーフティネットについて
- 仕事とケアを両立するための外部サービス
自分一人で抱え込んでいると見えなくなる「現実的で具体的な選択肢」を、福祉の視点から提示してくれます。特にお金の悩みは周囲に相談しづらいからこそ、プロの知見は本当に心強い救いになりました。
ソーシャルワーカーさんの相談した際のエピソードも記事にしています。
是非参考にしてみてください^^

親だって「自分の人生」を生きていい
介護休業に入り子どもと過ごす時間が増えたものの…正直、ずっと24時間顔を合わせていると、学校に行かない姿にイライラしてしまう瞬間もあります。
でも、途中で気づいたんです。向き合う時間は、24時間じゃなくていいんですよね。
最初は「休業をもらったんだから、ずっと見てあげなきゃ!」と力んで、頻繁に声をかけたり外に連れ出そうとしたりしていました。
でも、子どもだって一人になりたい時もありますし、自分のペースで過ごしたいんですよね。
親が不登校のことで頭がいっぱいになっていると、その重い空気が子どもにも伝わって疲れてしまいます。
だからこそ、空いた時間は親も前向きに「自分の人生」を生きていいと思うようになりました。
もちろん、必要なコミュニケーションや不登校の支援情報(フリースクールや相談窓口、学校との連携)を集める努力は欠かしません。 ですがそれ以外の時間は、「新しい働き方を模索してやる!」と副業の準備をしたり、資格の勉強をしたりして自分のために使っています。
不登校と長く付き合っていくには、働き方を変えるリスクがどうしても伴います。 そのリスクに備えて自分の力でできる準備をしておくことが、そのまま親自身の「安心感」や「自信」につながっていくのです。
自分自身の時間を持つようになってから、子どものことも前よりずっと気持ちの余裕を持って見守れるようになりました(^^♪
まとめ:頼れるものは全部頼る!新しい世界へ踏み出そう
ひとり親×不登校という「詰み状態」から始まった我が家ですが、
- 介護休業を取得して、子どもとの時間と収入の保障を確保する
- ソーシャルワーカーさんに相談して、これからの生き方の作戦を立てる
- 副業や資格勉強を始め、自分の時間と将来への備えを作る
この3つを実践したことで、暗闇だった心に余裕が生まれ、不安がすーっと軽くなっていきました。
仕事をしながら試行錯誤している方も、行き場のない焦りで子どもに当たってしまう自分に落ち込んでいる方も…ひとり親って本当に「自分がしっかりしなきゃ」という責任感と、「私のせいで…」という罪悪感の間を毎日行ったり来たりですよね。
私も毎日「自分がやらなきゃ誰がやるんだ~~~!」と思って踏ん張っています^^; でも、これって本当にすごいパワーだと思うんです。「自分で全部背負って立ち向かってる私、めちゃくちゃ凄くない!?」って自惚れてもいいくらいです(笑)。
一人で抱え込んで頑張りすぎるのは、もうおしまい。 使える制度も、頼れる人も、全部頼りまくっていきましょう!
「何がなんでも乗り越えてやるからな~~~!このやろ~~~!!」くらいのたくましい気持ちで(笑)、一緒に新しい働き方と新しい世界を探していきましょう~~!!
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不登校児の親のメンタル回復術についての記事はこちらです(^^)/



